大家2年目の会

サラリーマン

衣食足りて礼節を知るという言葉の重さ

ここ10年、日本人の所得の低下について警鐘を鳴らされ続けていますね。

観光地では日本人より海外の方が多いですし、いや、海外の方が多いだけではなくて日本人の絶対数が減っていると感じます。

商品にしてもそう、最近の日本製は目を引くものが少なくなってきた気がします。

例を挙げますと、私の家族がPCバッグを探してたんですね。

実物が見たいからと大手家電量販店のPCバッグコーナーを回ったそうなのですが、何も買わずに帰ってきました。在庫はたくさんあったそうです。しかし

「全部おんなじ感じで面白みのない安牌なデザインばかり。欲しいと思えなかった」

とのこと。

後日、ネットショッピングでちょっ とおしゃれな柄のPCバッグを買っていました。少し攻めたデザインで、中国の会社が販売しているものでした。

少し攻めたデザインというのは万人受けしません。確実に売れる安牌なデザインで販売するというのは決して悪いことではありません。

ですが、ああ、今の日本企業はちょっとだけ冒険したデザインでも作る余力がないんだなぁと少し寂し気でした。

メディアもそうですね。

数年前まで、ファッションチェックといえばドン小西氏やピーコ氏が批評するもので、出演する一般人の方も結構高額な服を身に着けていました。

今はアウトレットやショッピングモールの中を回りそこにある一般的な価格の服を合わせて優劣を競うというものに代わっています。

そういうものを見て緩やかな衰退を感じるのです。

私の友人などは最近の日本を衰退国と表現します。

衣食足りて礼節を知るという言葉がありますが、その言葉の重みを最近特に感じざるをえません。

今の時代、何か突出した人がでると、批判に次ぐ批判。

その人が稼いでるのだからいいではないか、と思うのですが許容できない人が増えているようです。

十数年前ならこんな批判なかったろうなあと思うような攻撃が増え、賃金だけでなく、心が貧しくなっている、と実感します。そう、やっかみが凄いんです。

突出する人を攻撃し足を引っ張るのは決して豊かにはなりません。

批判する前にその人はどうしてそういう発言をしたのか、行動をしたのかを考えた方がよほど次につながるのです。

清貧という言葉がありますよね。

衣食足りて礼節を知るが真理なら、それを実行するのはとても難しいです。それならばステップアップにつなげた方がいい訳です。

他者を貶める前にわが身を振り返る、そんなふうに生活していきたいですね。


木村 健⼀

木村 健⼀ | 講師

1978年9月⼤阪⽣まれ。ソフトウェア開発会社で17 年間エンジニアとして従事。兼ねてより夢だったマイホーム購⼊から5年後、単身赴任によるダブル生活で家計が圧迫。苦渋の生活が続く中、大家業による不労所得の存在を知り勉強を開始。その頃に武智と出会う。武智の思いや展望に魅了され、即決で不動産⼤家業を開始。今は自身と同じような境遇の⼈に、明るい道を作ることが出来ると確信している。

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