大家2年目の会

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デジタル⇔アナログ、バーチャル⇔リアル

世の中で扱われるデータについて、レコード盤がCDになったタイミングでアナログデータがデジタルデータに置き換わっていきました。

アナログとデジタルの違いについてはここで述べても仕方ないので省きますが、技術的にはCDが世に出るかなり以前からデジタルデータは様々な場面で実用されてきていました。そのためそれぞれへのデータ変換(アナログ(A)からデジタル(D)への変換をA/D変換、その逆をD/A変換と呼ばれています。)も以前から開発されており、今となっては当然の技術として使用されています。

さて、今の時代、いろいろとIT技術が開発され話題に上ってきていますね。最近ではIoTやAIがその代表でしょう。しかし、それらがどのようなもので、どのように活用することができる技術なのか…ということを明確に説明することは難しい気がします。
AIは日本語では人工知能と訳され、概念的には理解しやすいかもしれません。しかし、AIと言っても万能であるわけではなく、現実に起きている事象をAIに与え、それからデータとしてどのようなアウトプットを出させ、現実世界にどういう形で影響力を持たせるか。それらの繋ぎのポイントは人間の工夫が必要な個所でもあったりするのです。
IoTはそういう意味では現実世界に最も近い所に位置する技術かもしれません。Internet of Things の略、モノのインターネットと訳されていますが、何を表しているのかぜんぜん伝わりませんよね…。どんなモノでもインターネットに繋いじゃいましょう…ザックリいうとそういう技術と言っていいのでしょうか?現実世界にあるモノがインターネットに接続されることでセンサ+データ送信器としての役割ができるようになったり、遠隔地からの指令によりそのモノを動作させることができるようになる、そんな技術です。

これまでのITの技術は言うなればPCの中だけのコトで、そこに人間がどのようにデータを与え、またそこからの出力を人間が見てどう判断するか…そのようなイメージだったのですが、IoTは現実世界に近い所にある技術、リアルに近いところにある技術と感じます。しかし現実世界の事象をどのようにIT、言うなればバーチャルの世界に取り込み、そのデータを使用して現実世界に影響力を与えさせるのか、実際はその技術がまだまだ世の中には足りていない気がします。バーチャル⇔リアル間の影響力のやり取り、それが難しいポイントなんだと感じています。

新しい技術というのは何かと話題になったり、遅れずについて行きたいものでしょうが、闇雲に飛びついても使いこなせないとただの持ち腐れにしかなりません。
また新しい技術を導入することで今まで積み上げたものを新しいものに置き換えることも多く起こります。そこに摩擦が発生することも良くある話です。

不動産賃貸業はオールドエコノミーを代表する事業です。新しい技術を導入し収益性を上げること、ただしそれに起因する懸念をいかに抑えるか…ということも経営者の手腕によるところでしょう。新しい技術を導入する際には抜かりないように取組んでいただきたいポイントです。


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