大家2年目の会

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GAFA 四騎士が創り変えた世界

GAFA 四騎士が創り変えた世界 を読んでいますが、訳が非常にうまいので面白く読めます。
著者スコットギャロウェイの率直で辛辣な口調が見事に再現されていて、どんどん読めますし、
その文脈の裏には何があるのか、どういう含みを持たせているのか、がよくわかります。

Google,Apple,Facebook,Amazon が社会インフラとなっており、IT企業だと表面上は見せているけれどもかなりのオフライン企業であるということがよくわかる内容になっています。

企業体の中身については書籍の中につづってあり、読者各人の解釈に任せますが、私が個人的に非常に面白い、と思ったことは、「低コストでの資金調達を可能としているにもかかわらず、挑戦しない企業が多く、その隙をついてGAFAは挑戦していく」「AMAZONは既存産業の破壊者であるといわれるが、実は破壊しているのは中産階級を破壊しているのである」という文脈が非常に心に残りました。
まだまだ読んでいけば心に残る文脈は出てる来るのでしょうけれど、この二つの文脈はもろに大家2年目の会の活動とリンクします。

低コストでの資金調達を可能とする大家2年目の会のメンバーはすでにそれだけで有利です。その資金や購入した不動産賃料からねん出したキャッシュを元手に、普通の人が挑戦しないような不動産づくりをすると、競合相手という存在はほぼ存在せず、自分との競争になっていきます。通常の賃貸業からの脱却を図ると、収益は大きく伸びますね。リスクといっても投資した金額くらいが減るだけで、最悪通常の賃貸業に戻せばいいのです。こういう発想を革新的企業はしていく、ということですね。それもチームで。

またAMAZONのようなIT企業が発達すると、既存の類似オフライン産業が破壊されると思っていましたが、そういうことではなく、顧客の層、そのものを変えていく、ということをしているみたいです。富む人は消費と投資のえり分けがしやすいようになりますね、フィナンシャル教育を受けているから。だからより富む。一方で中産階級の人はフィナンシャル教育を受けていないのですべて消費に回る。もしくは投資と名のついた消費に回る。だから下層階級に落ちますね。下層階級の人はそこに安住です。
AmazonPrimeという無料コンテンツを垂れ流されるとみんながその世界に夢中になりがちですから。

こうやって自制心の効かない、投資と消費の違いが判らない、そういう人たちはあっという間に淘汰され、IT企業依存にされていきます。大家2年目の会ではその点をしっかりと理解していただき、取り組んでいきますので、ちゃんと勉強をしていきましょう。大企業ですらそうやっているのですから。

あ、そうそうちなみにGAFAは世界最大級の不動産所有会社の上位にも入っていますので、オフラインにかなり注力していますよ。面白い。


武智 剛

武智 剛 | JUSETZマーケティング株式会社 代表取締役

1980年7月大阪生まれ。茨木高等学校、神戸大学経営学部卒業。大学在学中には株式投資を実践するも自分には不向きと判断。経営学を学ぶ中で、営業は一生モノのスキルになると感じ、某大手住宅資材メーカーの営業マンの道に。営業に没頭する日々の中、資産家の方から投資用不動産の建築の仕事を大量に受注し、リーマンショックの乗り切り方も目の前で体験。それ以来不動産投資の魅力を忘れられず、独立。独立後2年で家賃収入約3000万円、3年半で1億円を達成。この経験と実績に基づき、同じような思いを持つ30代から50代のサラリーマンを不動産オーナーに育てることに情熱を注いでいる。

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