大家2年目の会

会社

意思なき成長

タイ人の年収がなぜ上がらないのか、という根拠はいくつかあります。

1 国の経済的プレゼンスの思考が無い
2 自国の産業とは何か が無い
3 巨大企業がタイから出ていかない

1 の国の思考というものが私は最も大事だと思っています。これは国レベルでのクワドラントであると言えると思います。要するに、どうなりたいのか、というビジョンを決める必要があるのだけれど、外資主導で、産業が勝手に盛り上がってしまった。タイ人の年収が上がってしまって外資は他国へ行ってしまった。結果今何もできない、していない、という状態です。
これからタイは日本が経験した失われた数十年をこのままだと経験するでしょう。
思想なきビジョンなき、ところに富は集まらないので。
つまりはどの程度まで自分たちが成長したいのか、ということを決めていないということ。ナリで生きて来ている人に成功はないですわね。運の消費だけしかしてないんだから。

2の自国の産業という定義は中国ではAI、他国へのファイナンス付随した製造業、という感じで軸を構築して行っています。韓国ではサーバープログラミングとエンターテイメントに力を入れている。ベトナムもコーディングやコールセンターといったことに集中的に産業を作っている。成功するかどうかは別だけどもやると決めているので国民もそっちに誘導されやすいということ。だから国力が揃いやすく、新しい人がどんどん導かれてくる。日本で介護事業が流行っているのと一緒です。介護事業が儲かるかどうかは知らないけれども産業としては立派に成長している(私はあんまり好きではないけども)。倒産もしているけどそれでもまだ作られて行ってるのです。日本もやると決めてやっている、ということです。

3 最後に大企業が国外に出ていかないということは、自国がよっぽど優れた産業地でない限り、経済が発展することはない。にもかかわらずあんまり世界でプレゼンスを発揮しないのは、成長への意思が弱いということ。国と一緒でナリで成長して来ている可能性が高いですね。

クワドラントを学んだみなさんにとっては、意思なき成長がないということは重々わかられると思いますし、成長なき富の創出もあり得ないとわかるかと思います。また成長中の資金欠如も必然ですね。だからファイナンスの知識が必要ってことですね。

国の経済を普通の人がおもんぱかることはないですが、不動産で稼ぐと考えるなら、国力が落ちると連れ立って落ちていきます。他人事だと思わず積極的に情報を取りに行くという姿勢は資産規模が大きくなると自然と興味が湧いて来ますね。


武智 剛

武智 剛 | JUSETZマーケティング株式会社 代表取締役

1980年7月大阪生まれ。茨木高等学校、神戸大学経営学部卒業。大学在学中には株式投資を実践するも自分には不向きと判断。経営学を学ぶ中で、営業は一生モノのスキルになると感じ、某大手住宅資材メーカーの営業マンの道に。営業に没頭する日々の中、資産家の方から投資用不動産の建築の仕事を大量に受注し、リーマンショックの乗り切り方も目の前で体験。それ以来不動産投資の魅力を忘れられず、独立。独立後2年で家賃収入約3000万円、3年半で1億円を達成。この経験と実績に基づき、同じような思いを持つ30代から50代のサラリーマンを不動産オーナーに育てることに情熱を注いでいる。

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