大家2年目の会

会社

ファイナンスは後天的能力

最近うちの会社に入りたいという銀行員の方がめちゃくちゃ多いです。彼らは弊社の財務諸表と将来のビジョンをまじかで受けて、実際に月次でどういう進捗で進んでいて、というのが見えているし、ファイナンスが読めるので、普通の職業の人たちより未来が見えやすいですね。逆に金融機関で働いている自分、というポジションを危ぶむという思考もできる、客観的思考力の持ち主たちでもあります。
彼らに総じて言えるのはまずは勉強ができるのだろうなぁ、ということ。ファイナンスは後天的能力です。そもそもファイナンス自体は人間の制度設計によって作られたもので、生まれながらにしてファイナンスの天才はいませんし、おなじくリーガルの天才もいないわけです。人間の制度設計、なわけですから。経験して理解していくと、楽勝で分かるところですが。弊社の財務分析をして、いい、と読みとけるその力は素晴らしい、よく勉強しましたね、といえると思います。まぁ財務分析をしなくても弊社の行動を見ていたら、成長するのはわかるとは思いますけども。
だから就職希望者を集めるのは難しくなくなってきました。一方でそういう人材にあらわれている側面は、自分都合主義の顕在化、です。誤解を招くかもしれないし、私たちのことを嫌いになってしまうかもしれませんが、あえてこの言葉を使います。要するに、自分にとってのメリットを重視した行動、をとられる、という性質を帯びている、ということです。

最近私が理想的な人材集めは何かなぁと考えていると、一緒にすでに働いている人の中で、能力が上がっていったり、組織として連携力が増していって、1+1=3~10くらいになるような人と働くといいなぁと感じています。そういう人たちの行動基準は、自分が人のためになっているか、そしてその行動が自分の場よりも活かせる場で使えているのか、ということを意識していると思います。

メルカリの人材採用、見たいな記事が最近いっぱいで回っていますが、メルカリの山田会長の人材採用術は、すでに知っている人たちへの、一緒に働いたことのある人たちへの、声掛け、に終始していると思います。もしくは一緒に働いていた人がいいって言うている人の声掛け、ですかね。それ以上は自身では動いていないと思います。感覚として私と一緒で、「あ、今これ私に欠けてて、長期で必要かもなぁ。今一緒に働いている彼に入社しないか、声かけてみよ~」っていう感じじゃないでしょうかね。わざわざ会いに行くとか、そういう感じではなくて、必要だったので仕事だったので、淡々とこなしていった、ということでしょうね。そしてその枝葉がものすごく広くて、あっという間に資金も調達できて人材も調達できて、っていう感じだったのだろうと思います。

これからは転職起業が当たり前の時代になっていくと思いますが、その際に声が掛けられやすい人っていうのは、すでに働いていたり、一緒に飲んでいる人たち、ということが多いのじゃないかなぁと思います。気心と能力が知れている人、っていうのはアドバンテージありますからね。


武智 剛

武智 剛 | JUSETZマーケティング株式会社 代表取締役

1980年7月大阪生まれ。茨木高等学校、神戸大学経営学部卒業。大学在学中には株式投資を実践するも自分には不向きと判断。経営学を学ぶ中で、営業は一生モノのスキルになると感じ、某大手住宅資材メーカーの営業マンの道に。営業に没頭する日々の中、資産家の方から投資用不動産の建築の仕事を大量に受注し、リーマンショックの乗り切り方も目の前で体験。それ以来不動産投資の魅力を忘れられず、独立。独立後2年で家賃収入約3000万円、3年半で1億円を達成。この経験と実績に基づき、同じような思いを持つ30代から50代のサラリーマンを不動産オーナーに育てることに情熱を注いでいる。

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