大家2年目の会

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安物買いの…

先日は適正価格・価格設定に関して、私の感じるところを書きました。

価格の決め方として、「顧客が購入する価格はそれを手に入れることによって動く感情の幅、感動の大きさに比例する」と言う考え方があり、興味深い…という内容。

それに関連して、今回は私の買い物の際に感じたことからお話を。

前々から風呂用洗剤が切れかけてて気になっていたところ、今日フラッと寄ったホームセンターで見つけてしまいました、広告の品!Amazon価格の半値以下‼︎迷わずまとめ買いしました!

さて、なんの話かというと、安さに感動した…という話。Amazon価格より安いのに感動は大きい、安さに感動が比例しているということは、先日の話とは反対になっている!

…気付きましたか?

元の話は、
「(適正)価格は、感動に比例する。」

後の話は
「感動は、安さに比例する。」

「価格」と「感動」、主語と述語が逆なんですね。
主語が変われば全く話はちがうと言うことでしょうか。
必要条件と十分条件のちがいとも言えるでしょうか。

「適正価格はその商品を手に入れることにより得られる感動に比例する」と「相場より安い価格は消費者から単に選ばれるだけでなく、得した感があり心が動く」(安く買った自慢は大阪人特有の行動なのかもしれませんが…。)と、まあ実際はぜんぜん違うことを言っています。

聞こえは似ていても言っていることは全く異なるということはよくあることで、それを逆手にとって如何にも良いように聞こえる言い方が上手くやれば(そして良心が咎めなければ)できるのかもしれません。

「表面利回りが高いから…」
「イールドギャップが取れるから…」
「立地が良いから…」
「サブリースが付いてるから…」
不動産投資のセールスで言われるこのようなことは全て必要条件かもしくはそれ以下で、十分条件であることはほぼありません。なので、「だから安心できる」とはなり得ないはずです。持った後にどのように運営・経営していくか…を伴わないと十分条件にはなり得ないので。

不動産投資に限らず、耳触りの良い言葉、特にセールストークに関してはそんな意識を持って聞いてみると違った意味で面白いのかもしれません。


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