大家2年目の会

大家

変わらないために変わり続ける

人間に限らず、動物に限らず、多細胞生物はその体を維持するために新陳代謝をしています。つまり体の老廃物=使い古した細胞は新しい細胞に取って代わっていっています。みなさん自身、見た目は昨日と変わってなくても、実は細胞レベルで入れ替わっていて今日の自分は昨日の自分とは異なっている…というわけです。

老化の根本は酸化だそうです。酸素を吸って呼吸をしないといけないけれども、それと同時に吸った酸素が老化を促してしまっているのですね。

さて、不動産において物件に同じ収益性を維持し続けようと思うと、新陳代謝を促してやる必要があります。
不動産の生命活動はつまり入居者が入り生活をすることが呼吸にあたり、そして家賃を払っていただくことが細胞がエネルギーを得ること。入居者が生活をすると自ずと建物・設備は傷み古くなりますが、それが無いとそもそもの家賃収入は発生しません。古くなった建物・設備は放置していくとそれこそ老化が速まるので、そこは積極的に手を打つ必要があります。
とは言え、古くなったから何もかも新しいものに置き換えると言うことは得策ではありません。そこは経営判断として費用対効果などの面の考慮が必要ですが、積極的に評価し、対処を判断しつづけることが重要です。

退去が出たときに、ハウスクリーニングだけで済ませるか、クロス張替えまでにするか、もっと攻めてリフォームし家賃UPをねらうか。退去の発生は家賃収入が止まるネガティブな機会にちがいは無いですが、積極的な新陳代謝を図るチャンスでもあります。体の新陳代謝は無意識で行われますが、不動産の新陳代謝はオーナーの決断がないと発動されません。不動産大家業経営者として、そのチャンスを活かす決断力を持っておきたいなと思います。


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