大家2年目の会

大家

経営者としての器と覚悟

自分の行動に大志をいただけるか。人間最初の行動はたいていの場合目先の欲で動くと思います。私も欲の塊で、うまくやりたい、上手く儲けたい、より稼ぎたい、という動機からビジネスを初めて来た人間です。ですがこの思考で動くと必ず限界が来ます。人のせいにしたり、人を見くびったり、人間の嫌な面がよく映るようになってきます。だから私が昔していたし、今もしている卸売りの事業などはなかなか思う通りにはいかなかったのだと今は心底理解しており、当然うまくいくはずもないなぁ、と反省できております。

欲で始める事業があっても構わないとは思いますが、そこから初めて、いかに自分の芯に火をつけることができるか、その火に燃料を注ぎ続けられるか。そういうことが非常に大事になってくると思います。そこに燃料を注ぐにはお金も、時間も、労力も、精神的なこともかなり多く降りかかってきますが人間とは不思議なもので、そういう苦労をする過程で、自信というものが芽生えてきます。

大家2年目の会では簡単に不動産大家業を営めるように、工夫して仕組化を果たしておりますがおそらくこの仕組みではいけないのだろうなぁ、と思っております。「資産10億円を創る」を目標としてコンセプトを創り、実践できるように設計はできているのですが、資産10億円は並大抵のことではないので、どこかで「経営者の器」が試されるだろうと思われます。良質な不動産を買えさえすればうまくいく、と思いたくなる心理はわかりますし、上手くいっている人も中にはいますが、その過程でどこかで人間としての成長と、経営者としての成長を試される機会があるのだと思います。

私はそこを借金の力、すなわちレバレッジの力だと理解しておりますし。それは逆レバレッジがかかる可能性があるという心理的不安をいかに克服するか、にもかかってくると思いますが、これは合理性でのみの解決は絶対できません。どこかしら先の見えない谷間に飛び込むような決死の覚悟が必要だと思います。だけれども計算ずくで行かなければいけない、という矛盾した思考で突入することになるとおもいます。レールに敷かれた人生では資産はなかなか築けません。あしからず、覚悟を持っておいた方がよいでしょうね。


武智 剛

武智 剛 | JUSETZマーケティング株式会社 代表取締役

1980年7月大阪生まれ。茨木高等学校、神戸大学経営学部卒業。大学在学中には株式投資を実践するも自分には不向きと判断。経営学を学ぶ中で、営業は一生モノのスキルになると感じ、某大手住宅資材メーカーの営業マンの道に。営業に没頭する日々の中、資産家の方から投資用不動産の建築の仕事を大量に受注し、リーマンショックの乗り切り方も目の前で体験。それ以来不動産投資の魅力を忘れられず、独立。独立後2年で家賃収入約3000万円、3年半で1億円を達成。この経験と実績に基づき、同じような思いを持つ30代から50代のサラリーマンを不動産オーナーに育てることに情熱を注いでいる。

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