大家2年目の会

大家

リソースの使い方を誤らないために…

昔話になってしまうのですが…
私は学生時代、自宅の近所のコンビニでアルバイトをしていました。

そこの店のオーナーは関東で会社員としてバリバリ働いていたけれど、脱サラしてコンビニ経営を始められた…今となっては私にとっても勉強になる経験をされた方でした。

郊外の住宅地にあるコンビニにしては売り上げも多く安定した店舗でした。それはその脱サラオーナーの力があったからこそだった…ということが今となって振り返ると気づかされます。

例えば駐車場の使い方。

今や都心部を除いては駐車場がないコンビニはありえません。車で来店するお客さんがかなりの割合を占めますし、平日の昼どきなどはお弁当を買った人が駐車場に停めた車で食事をとり、さらに休憩までして行かれます。駐車場がないと来るべきお客さんが来れなくなるんですね。それは考えれば簡単にわかることですが、私の働いていた店のオーナーはそれをわかった上で強力に行動をしていました。何をしていたかと言うと、買い物目的以外の駐車車両を徹底排除していました。店内の防犯カメラを増設し駐車場を撮影するのは当然、長時間駐車し車を離れ店以外のところに行っていた方には車に戻ってきた際に直接 注意喚起をしいに行く、それは先に自分の店で買い物をしてくれていても他の用事をされていたら(さすがにやんわりになりますが…)躊躇うことなく注意喚起する。質の悪い駐車車両に対しては警察に迷惑駐車だと通報…と言った具合。若かりし日の私には「そこまでしなくても…」「またその人、買い物に店に来たとき接客するのバイトの自分たちやし…やりにくいやん」みたいに感じていました。しかしオーナーにとっては自分の持つ駐車場というリソースを無駄にせず最大限に使う、そのための努力=行動をしていたに過ぎなかったのかと思います。

ビジネスをする上で目指すべきは外への影響を大きくすること。それは結果、売上を増やし利益を増やすことにつながることにもつながります。影響を大きくするためには自分の持つリソースを増やすこともありますが、そもそも持っているリソースを最大限に活かすということを優先しなければいけません。バイト先のオーナーは駐車場のことだけではなく、そのことを徹底してされていたなあと、今となってはちょっと違うレベルで見ることができます。

不動産投資、不動産大家業の業界ではどうでしょうか。XX年で資産〇〇億円、キャッシュフロー△△万円…などなど、規模を増やして利益を増やす、そのことの意識が表れたと思われる表現ばかりが目に付くと思います。しかしそればかりに意識が行ってしまうと経営という面では片手落ちなのは想像に難くありません。

不動産大家業におけるリソースとは何と言っても収益物件がそれにあたるでしょう。収益物件というリソースについて、利益を上げるためにはこれがベストという唯一の答えは無いでしょうが、どういう意図・狙いを持ってどういう行動を取るか。オーナーとして、経営者として、それは自ら考えていかないといけないところでもありますし、面白いところでもあります。


このページのトップへ戻る

メニュー