大家2年目の会

大家

戦略なき家賃設定

所有する物件に退去が発生したとき…

一刻も早く次の入居が決められるように
大家さんとしては素早い対応が必要な場面です。

さて、次の入居付けのために募集の家賃設定はいくらにしますか?

空室が長くなるとつらいので周辺家賃相場より目立って安い家賃設定で
スムーズに入居付けをしますか?

相場並みの家賃設定で、敷金設定を下げますか?

それとも入居者になにかそれ以外の特典を付けましょうか?

いずれにしても家賃設定は入居付けができる金額とせざるを得ない…
という意識のもとに思考がこの場合には方向づけられてしまっています。
ある種の積み上げ式の思考方向ですね。

もちろんその考え方を全否定するつもりは毛頭ないのですが、

大家さんとして、経営者として、
「いくら利益を得たいか?」
「いくら利益を得るつもりか?」
「それはいくらの家賃設定で実現できるか?」
と、そこからどういう取組み・方策を取っていくか…
という逆算式の思考方向をしていかなければ、
経年により物件の償却が進んでいくに従い
収益性が悪化していくことを止めることはできません。

これはどんな事業に取組むとしても共通のもので、

「こんな商品が作りたい」
「商品化することができたけど…いくらで売ろうか?」
「発売したものの、思うように売れない…。」
「価格設定は見直した方が良いのだろうか?」
「安くしたら売れるようになった!良かった!」
「いや、でもこの値段で売り続ければ赤字確実。どうしたものか…。」

と言ったことが実際起こっているのです。

そんな計画性のない商売のしかたでは儲からないのは当たり前…
と思われるかもしれませんが、上手く行ってない大家さんも
結局はこれと大差ない売り方=入居付けをしているのが事実です。

大家さんとしても、経営者としても、はたまた企業で働く会社員としても
逆算的思考は持っておくべき考え方で、
あるべき姿、たどり着きたいゴールを先ずは具体的にイメージし
それに向かって行動を具体化していく。

そんなことを思考の習慣に持ちたいですね。


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