大家2年目の会

大家

維持管理は出口戦略のための一手になる

とある不動産投資コラムで書かれていたことなのですが、
売却をする時には、指値抑制のために外観の修繕は
しておいた方がよいとのこと。

ここで言っている指値とは、売却希望価格からの値引き要望のことで
その交渉の材料として外観の老朽を指摘する、
その老朽を直すための費用分を値引き額として交渉する…
ということです。

で、それは当然、買い手側としては指摘するべきポイントですが、
では売り手側=現所有者としては、外観だけは隙を見せないように…
ということでしょうか。
入居者がお住まいなので買い手(も売り手)も中は見れない。
見れないところはどうでもいい…
と暗に言ってるような気すらします。

戦略としては間違っていないとは思いますが、
短絡的で利己的な書き方な気がして、とても違和感を感じます。

外観も定期的に修繕すべきことで、希望の値段で売却を実現するために
その場しのぎでするようなことではないのではないでしょうか。

それは先ずは生活する上で支障のないように防水性能維持のための修繕であり、
見た目をきれいに維持することで入居者のメリットになることでもあります。
これらは入居者のためでありますが、結果としてオーナーのためでもあります。
それを維持できていればもし売却を考えたときにも、
購入希望者には良い印象を与えることができるでしょう。

単に売却のために表向きだけはきれいにしておこう…というだけの発想ではどこかでボロが出ます。

経営を真っ当にするとはどういうことか?

利益を求めるのも経営ですが、それは短期的な一瞬のものであるべきではないと思います。
経営は長く続け、世に価値を生み出し続けることも目標とすべきことですから…。


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