大家2年目の会

大家

建築学の知識

大家二年目の会では入会後はまず導入セミナーと称して短期で集中して基盤となる学びをして頂いています。

その中では不動産だけに当てはまることではなく、他の一般的な業種であったりさらに良く言うと普遍的と言っても良いことに重きを置いて説明していたりします。不動産大家業を始めよう、もしくはさらに買い進めよう…などの想いを皆さま持って来ていただくのですが、そんな想いからはどんどん離れていく話の展開に困惑されるのを見るのが講師として心苦しくもあり、楽しみでもあります。

さて、なぜそのような展開になるか?結論から言うと、大家二年目の会はテクニックにだけ頼る手法を勧めないからです。あ、ぜんぜん伝わらないですね…。

例えば、購入対象とする不動産は「築古が良い」「築浅が良い」「新築が良い」「木造が良い」「RCが良い」「フルローン・オーバーローンが良い」「駅近が良い」「地方が良い」「東京23区内が良い」「大阪市内が良い」…などなど、巷では不動産投資戦略として様々なことが言われています。これらはある種「テクニック」的な要素と私は捉えています。どの要素がベストかと問われても答えは出ません。出たとしてもそれはその人がその時点でそう考えているだけであり、あなたが取り組む場合にどうなってるいるかはわからないのですから…。

それらの要素をあなたがどう捉え、どう咀嚼し、どう展開していくか。その考え方の基本を身に付けることの重要性、それが大家二年目の会セミナーでメンバーに先ず伝えることとなります。

不動産投資関係の書籍のなかで建築について触れる内容としては構造の種類について、木造・鉄骨・RCなどと言ったことぐらいがあるだけで、「建築学」レベルの事項はほぼ出てこないというのが現状です。しかし、建物の強度の考え方、材質の特性、工法など建築学の知識をもっていることは、例えば所有する物件に退去が発生しリフォームを行う際、その時節や需要に適した物件に作り上げることが目的であったとしても、そこに至るまでに取り得る選択肢を広く持てるはずです。つまり限界に近い”攻めた”選択肢を得られるのです。知識がなければ闇雲な不適切な選択肢は持てるかもしれませんが、なにが適切かという判断は自分ではできないはずです。

不動産大家業においては、オーナーが必ずしなければならないことに比較して、協力者に依頼すれば済むことの方が多くあります。だからと言ってオーナーが何も考えることができなければ、オーナーが必ずしなければならないことの最重要事項である”決断する”時に判断材料に欠け、適切な決断をし損ねることにつながります。つまりオーナー=経営者は自分の決断に関わる全ての事項においての考え方を身に付けておくべきなのです。しかし、上で例に挙げた建築学のように深いレベルで身に付けることはほぼ不可能な場合がほとんどです。ただし深いレベルではなく基本の基本レベルであれば建築学で言うと理科の延長でイメージは捉えられるはずです。その基本レベルでも”知る”ではなく”考え方を理解する”ことが重要です。考え方を理解すれば他の個別案件にも応用が利きます。重要なのは個別の案件に対する対処方=テクニックではないのです。

…と言ったことを、セミナーではまた異なる切り口でお伝えしています。
みなさんも意識して広い分野のことに興味を持って積極的に覗いてみてください。そして、そこにある考え方を理解してみてください。それが採り得る選択肢を増やすことになります。さらには最近某所でよく語られる”イノベーション”に発展する芽になるかもしれませんよ。


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