大家2年目の会

成功

最短経路問題

理系の方は記憶にありますか?最短経路問題。

出発地から途中複数ある指定の場所を経由して目的地まで移動する最短ルート(経由地点を通過する順番)を求める方法を考える問題。
これを発展させるとカーナビなどのルート検索などに応用される技術になるんですが、理論的には最短ルートは唯一のはずで、必ずそれを見つける方法となるとコンピューターを使っても長い時間を要する計算が必要になります。実用のためには最短ではないかもしれないけれど①できるだけ近いルートを②程よい計算時間で③安定的に求められることが重要になります。

さて、少し観点を変えて、ある課題に対して解決するための道のりを考えるとき、同じような課題を解決してきた上司・先輩に教えを乞うこと、それはおそらく最短に近い道を知る簡単で速い方法だと思います。けれどもその答えを安直に教えるだけと言うのは上司・先輩の指導方法としてベストなものではありません。何せ上司・先輩がいなくなれば答えがわからなくなりますから…。近い道を見つける方法を教える、説明することが指導としてはベターになるのだと思います。指導の目的としては④能力を伸ばす、ということが加わり理想的にはこれが最重視されるべきなのかもしれません。

その場合、具体的な指導の方針としては”思うようにさせる”、それが遠回りの道であっても”放任する”ことも時には有効なのかもしれません。遠回りであってもその分経験値を上げることができますので。遠回りの道しか案内しないカーナビは許されませんが、ヒトは遠回りをすることが時として許されるのではないでしょうか。

問題や困難は何をするにも起こってきます。けれどもそれを解決することで経験値は間違いなく上がります。何の困難もなければ経験値は稼げず、レベルは上がりません。

また、地図上の最短ルートは他のルートと比較することでそれが最短であることがわかりますが、生きていく中での課題解決は時間の流れがある中なので同じタイミング同じ条件で同時並行して比較することができないことがほとんどなはずで、そんな条件では『最短』の定義すら危うくなるような気がします。

選んだ道が起こりうる唯一の道、悪い道は選んでいないと自信を持って進む、自分で決めて自分で進むことが、遠い目的地へ行くできるだけ近い道なのかもしれません。


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