大家2年目の会

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学びと木登り

初めてパソコンを触り始めたのは大学に入った直後、もうかれこれ20年以上前のこと。

その当時からしばらくの間はまだまだ世間一般にPCが浸透していない状態で、使いやすさもまだまだ低いレベルでした。(当然PCの性能自体も今のレベルの足元にも及ばないものでした…。)なにか新しい機能を導入する、例えばプリンタに接続するにも、ドライバをフロッピーディスクからインストールし、設定情報を手動で入れ、でも上手く動かず一悶着し、ようやく意図通りに動く…というのが常でした。なので、なにかトラブルが起こっても原因がどこなのか、どこを見るべきなのか、どう対処するか…と言ったことが分かるような知識が半ば強制的に身についていきました。

今のパソコンは新品でも立ち上げるだけで自動でいろいろと設定が行われたり、インターネットに接続して必要な設定情報が自動入力されたりと、「めっちゃ楽!」と感動するほど手間のかからないものになっています。

その反面、ユーザーの知識や技術レベルは低いまま(でも使えてしまう)なので何かトラブルが起こっても手が出せず、そんなトラブル相談をうけることがよくあります。

そういう面で技術の発展と並行して個人の技術も身につけていけたことは幸いなことだったのかもしれません。木の成長とともに木登りのテクニックも上げていったイメージで、当初はてっぺんでもそう高くない木、でもそのてっぺんに行くには枝葉が邪魔をし登りにくい、それを超えていくことで成長できた。その後、木は高く成長し、成長とともに低い位置の枝葉は落ち、ある程度の高さ(と言っても以前のレベルでは届かなかった高さ)までは難なく登れるようになった。ただ、てっぺんに近づくと枝葉は以前に増して茂り、やっぱり登る難しさはある。

どんなものでも先に経験を積んできた人のレベルが高いのは当然で、後に続くものは先駆者の知識・技術を自分の経験としてどのように自分に活用し、先駆者のレベルを超えていけるかがとても重要なことだと思います。邪魔する枝葉は落とされているので途中の困難さは排除されているはずです。でも、やっぱり現代のトップレベルに達する困難さは変わらずあるはずで、製造業で次の世代への技術継承が上手くいっていないこともその難しさの現れなのかもしれません。

先駆者の経験や知識、技術のエッセンスはほぼどんな分野でも何かしらの形で残されています。書籍がその代表です。あとに続くものはそれを活用しない手はありません。それを知った上で最新の技術を導入しつつ、現在の環境にマッチするオリジナリティを確立することが必要なのかと思います。それはどんな分野においても…。

いま、大家二年目の会では不動産大家業において再現性のあるやり方を伝えようとしています。それは不動産大家という非常に伝統的な事業で、少し先を行く先輩方が苦労して実績を積み上げてきたやり方ですので、大きく失敗するような可能性は限りなく低いものにできると考えています。ただ、この先どのように社会が、環境が変わっていくかはわかりません。その変化に対応できる知識・体力・柔軟性を持ち続けることが私も含めこの先を担う世代には求めらることだと思います。

そんなことを意識して、不動産大家業に限らず広い視野を持って自信のレベルアップを図っていきたいと考える今日この頃です。

大家二年目の会では不動産大家業に限らずこんな話や他の先生の為になる興味深い話で盛り上がったりもしています。セミナー後のフリートーク、楽しいですよ。お越しいただく方、よろしければお付き合いください笑


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