大家2年目の会

物件

物件の仕上げ方、どのようにデザインを重要視するか?

沖縄の離島に旅行に行ってきました。少しのんびりとするために、安くないですが評判の良いところに宿泊してきました。

さすが、よい評価を得るだけのことはあり、設備、環境、ホスピタリティとしっかりしているところと、独特なところ、高評価を得るのも頷ける施設でした。

サービス面にも興味はあるのですが、やはり不動産、建物へ目が行きました。沖縄の建物と言う時点で独特な要素があるのですが(台風が来ると70m/sの風が吹くらしいので…)、高級宿泊施設ということもあり洗練された感じで各所にデザイン性の高い設備が使われていたり、かつ自然を意識した木材が多く目に付く作りで、そのバランス感覚がセンスが良いなあと感じられる建物でした。しかし同じセンスで建てた家が住みやすいかと言うと、どうなんでしょうか…?少なくとも賃貸用としては、入居者は付くものの…な感じですね。

不動産賃貸業をされるにあたって、物件をどのように仕上げるか…それはオーナーが最終的に決断するところではあります。自分の好みのデザインに仕上げる、自分の住みたい物件に仕上げる、自分のやりたい様にDIYで内装を仕上げる…それもオーナーの決断によるところでしょうが、はたしてそれが常に正解になるかというと難しいと言わざるを得ません。それは結局オーナーが住むことを仮想しての物件づくりになっているだけで、住む人のことを想定されていない、というのがその理由です。オーナーと同じようなセンスや暮らし方を持った人が 常に入居者として存在しているのであれば上手く行くのでしょうが、それはなかなかあり得ない状況です。物件の立地や建物の何階の部屋か、入居のタイミング、例えばそんなことの違いで入居される方の需要は異なってきます。つまりオーナーの好みではなく、入居されるであろう顧客を想定した物件づくりがいちばん正解に近い所になるはずです。

プロダクトアウトではなくマーケットイン。よく言われる話なのですが、不動産投資に興味を持たれ勉強をしている方はともすれば自分の好みに合う物件…というイメージが出来上がってしまっている場合もあり、そこに意識が偏ってしまうこともあります。

不動産賃貸業において、物件それぞれは収益を上げるためのツールの1つ。道具は使い方次第で役に立ち方が異なります。偏るのではなく、需要に合わせる、マーケットインでの物件の仕上げ方をおススメいたします。


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