大家2年目の会

物件

選択肢を増やす、不動産を評価するときに持つべきマインド

あなたは収益不動産を購入しようとするときにどんな評価方法を持っていますか?

当然の様に、利回りや積算評価、あるいは立地、建物の構造、築年数、間取り…
一般的な指標でも挙げだすときりが無く、果たしてどれに重きを置くべきなのか。
そこには人それぞれの価値観があったり、好みがあったりします。

さて、物件資料を見る際に先ずは物件価格と利回りは目につくように表記されています。

それは結局、購買者にとって購入を決断しやすい指標は物件価格であり利回りであるからです。
セールスの分野で言われることとして、購買者の心理としては購入を決める材料は
自然と結局値段の比較になってしいがち…とも言われたりします。

果たしてそれで本当に良いのでしょうか??

良くないですよね。
少なくとも、不動産に関して「物件価格」と「利回り」だけで購入を決断することはあり得ません。

ということで私から一つ提案があります。

それは、
不動産大家業は不労所得を得ることができる事業であり、
それは経営者が直接的に労せず、不動産が社員の様に働き収益を作る事業である
と考えてみてください。

不動産は利益を生む設備…と実際にはなりますので、その運用は稼働率を上げ
トラブルが起こらないように日ごろのメンテナンスや定期的な検査を行う、
そう言った対応を取る必要があります。
しかし経営者として働きかけることができることはそれだけではないはずです。

新入社員は多かれ少なかれ、会社のことや基本的な仕事の進め方を教え込まなければ
戦力にならないのが普通ではないでしょうか?
会社の立場から見ると、新入社員を採用したところで教育のための時間にも給料が発生し、
また一人前に働ける状態にまで育てるにはかなりの期間が必要です。
しかも、今のご時勢は売り手市場で、高学歴をはじめ、求める人材にこだわれば、
採用のための費用も多くかかるものです。

中小企業ではいわゆる「良い人材」を集めたくても採用のための費用は多く出せないのが
実情であったりします。しかしお付き合いしていて良い会社だと思う会社には、
例え大きくない会社でも「良い人」が多くいらっしゃる様な気がするのは私だけでしょうか?

それはきっと、採用の際の基準が
「現段階で良い人材」
と言うだけでなく
「将来会社のために力になってくれそうな良い人材」
と言う基準を持たれていることもありますが、会社の実力として
「良い人材に育てられる」
という教育力と環境を持っているのではないかと思うのです。

だとすると不動産を社員と想定したときに大家業で必要な経営者のスキルは
・人材の採用=将来的に継続的に収益の上げられる物件を見つけ買えること
・人材の教育=その物件に見出したポテンシャルを発揮できる働きかけができること
ということになってきます。

それを実現するためには具体的に、どんな物件をどのように収益を上げる物件に仕立て上げられるか
と言う自分の能力を把握しておくことも必要ですし、そもそもその実力を上げることも必要です。

それが実現できるように成れば、競争の激しい価格が安く利回りが高く堅実そうな物件に固執することなく
一見価格が高く利回りの低い物件を競争することなく手に入れることができるでしょう。

そして優先度は極まれにしかない「今すぐ儲かる良い物件」の情報ではなく、
どんな物件をどう儲かる物件に仕立て上げられるかと言うパターンや
方法を知ることになるでしょう。

それを「面白い」と感じる方もいれば、しかしまったくそう感じない方もいらっしゃることかと思いますが、
しかし選択肢を増やすという意味でそんな考え方があるということだけは知っていて損は無いと思います。


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