大家2年目の会

融資

今は不動産投資の端境期か?そんな端境期を乗り越える方法。

秋は収穫の季節。

季節が変われば、その季節に旬になる作物が採れ、市場に出まわります。
美味しいものを食べるコツはいろいろとありますが、大きくは2つ、新鮮なものを選ぶことと旬のものを食べることです。

秋は、夏の間に強い光を浴び、栄養を蓄えた作物が収穫を迎えるので、エネルギーたっぷりで特に美味しいものが採れます。
食欲の秋の根本の理由はそこにあるのではないかと私は思います。

さて、農家として秋だけではなく1年を通して旬のものを収穫し出荷し続けようとすると、季節ごとに旬になる作物を育て続けなければなりません。ここには難しさがあります。
その理由の1つは、季節の移り変わりに沿って多くの品種を育てる必要があるため、それぞれの作物についての知識と技術が必要になるということ。多品種生産の難しさです。
もう一つの理由は、収穫の季節を迎えている作物もあれば、それと時を同じくして種まきや苗を育てる作物があるということ。いろんな作物ごと、その時々に合った作業を同時並行で進めて行かなければならず、作業効率は上げにくくなります。さらにその作業の割り振りや計画性が必要になることは言うまでもないのですが、加えて天気と言う外乱がその計画をかき乱します。
農業はそもそも自然を相手に、自然を味方に、自然と共に進める事業ですので、自然と言う大きな力とどう上手く付き合っていくかがとても重要な事業ですね。

農業ブログで終わってしまいそうな今回のテーマですが、不動産大家業に展開してもう少し語ります。

返す返すもお話しいたしますが、現段階で特に収益不動産に対する金融機関の融資は非常に得にくい状況になっています。融資が出ないと物件を買いたくても買えず、買い手が無ければ売りたい人も売れないと連鎖的に不動産の流通量が減ってしまいます。このタイミングは野菜で言うところの端境期にあたり、流通させることを商売にしている立場の人には厳しい状況に追いやられます。

しかし流通量が減ると、次の段階として売りたいけど売れない人がそれでも売りたい場合には値を下げて売りに出るということになり、市場の売買価格が下がる傾向に向きます。その傾向が進むと、我々の様に不動産を持って収益を得ようとする者にとってはたくさん採れてしかも美味しい旬の季節になる…そんな風に展開していきます。

そんな近い未来は見えているのですが、今は端境期。不動産を新たに持つタイミングとしては難しいタイミングです。だからと言ってなにも動けない…という選択肢ではなく、この時期だからこそやるべき作業や行動があるはずです。それは種を蒔くことや苗を育てると言ったことに似たことかもしれません。さらには端境期に強い経営者になるためには多品種生産のような考え、それはある種、事業を分散させてリスクヘッジさせる様な考え方とも言えることを事業に取り込んでいくことが好ましいのではないでしょうか。

 


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