大家2年目の会

初心者

IT世代の利点と弱点

IT世代の利点と弱点は明確にありますね。本当に産業革命ってこういうことだったのだ、と痛感しています。
ITが発達する前の世界は、モノづくり、が主体でありました。モノを創ってる人が一番強い。どんなに価格圧力がかかったとしても最終売らない、という選択肢を持てるからです。これは今でもあまり変わりありませんが、拒否権の発動という権利があることがモノづくり企業の利点ですね。ただし弱点は成長スピードが遅い。機動力が低い。まねれる。ということがあげられると思います。このモノづくり主体の世界から、ITが発達し、インターネットが普及し、スマホが爆発的にシェアを広げる中で、利益のシェアが、モノづくりの会社に今までよりも多い利潤を残したことは確実ですが、各種付随する流通サービス業者の淘汰を進め、IT企業が3次産業の利潤をかき集めて、ビッグになっていってますね。毎年毎年利潤が伸びてる。そしてこれはもう、戻らないだろうなぁ、と思います。

IT起業を代表する、国内ではソフトバンク、楽天、ZOZO、などのグループは、いまどんどんとアナログなモノづくりの会社を買収していっていますね。3次産業の典型だったIT企業が、3次産業内での利潤シェアを集約した結果、2次産業を購入していっている、もしくは創り出そうとしている。こういう変遷がはっきりと見えてきて、どうにもこうにも上記のような会社には2次産業の会社も他の3次産業の会社も太刀打ちできそうにないくらいの、参入障壁が創られて行っている、ということが、産業革命たる現象を見ている、ということなのだろうとおもいます。

戦後の大昔、東大に入り、官僚や商社金融系にはいり、世界と伍する交渉をすることが良しとされた、時代は、自分の努力がまだ少しでも影響を及ぼせるような時代でしたし、バブル期入社の人でも、同じく世界で仕事をしている感というものを持ってはいたと思いますし、それは個人の決済力が高い、という現象からえられた経験のためだろうと想定していますが、今では個人の力は圧倒的に低い人が多くなっています。一方で影響力を及ぼせる個人というものは、より一層スパイラルに権力を増していっています。もう追いつけないほどに。

IT産業革命はもうすぐ終盤を迎えていくと思いますが、それでもただ指をくわえて革命の悪いほうの波に乗るのではなくて、いいほうの波に乗るための、手段と選択肢と決断を、今できるようにしておくと、「家」や「血脈」という古来の考え方からすると本当に大事な転換期なのだろうなぁと思います。

あがきもがき、努力する。ちゃんとしたメンターと伍するように、成長を伴って。


武智 剛

武智 剛 | JUSETZマーケティング株式会社 代表取締役

1980年7月大阪生まれ。茨木高等学校、神戸大学経営学部卒業。大学在学中には株式投資を実践するも自分には不向きと判断。経営学を学ぶ中で、営業は一生モノのスキルになると感じ、某大手住宅資材メーカーの営業マンの道に。営業に没頭する日々の中、資産家の方から投資用不動産の建築の仕事を大量に受注し、リーマンショックの乗り切り方も目の前で体験。それ以来不動産投資の魅力を忘れられず、独立。独立後2年で家賃収入約3000万円、3年半で1億円を達成。この経験と実績に基づき、同じような思いを持つ30代から50代のサラリーマンを不動産オーナーに育てることに情熱を注いでいる。

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