大家2年目の会

初心者

飛行高度

飛行機の飛ぶ高度は大型のジェット旅客機で約10000m、富士山の3倍の高さです。
さて、なぜそんな高さを飛ぶのでしょうか?

空を飛ぶ飛行機を見て、または実際に飛行機に乗ってみて、そんなことが気になる人と、気にならない人、いろいろといますが、その違いは何なんでしょうか…。
技術系の仕事をしていると関係する人には上の様なことが気になるタイプの人間が多くいるようで、優秀だなと思う人ほどその傾向があります。けれども全く気にならないタイプの人や、気になってもその後の反応でいろんなタイプの人が存在します。(実際には上の例は難しくない疑問なのでできる人ほどすでに気にならないのですが。)

気にならないタイプ…これはそこから世界が広がる可能性がないですが、興味がないので仕方ないですね。

疑問は湧くけれどそこまでのタイプ…これはいちばん残念です。考えることを放棄してしまっているので、せっかくの気づきのチャンスを見す見す逃してしまっています。

疑問に対して自分なりの考えを巡らせるタイプ…及第点。良い傾向ですがあと一息ほしいです。考えたことが自分なりの結論にまで到達できていればよいのですが、そこに至らなければせっかくの機会も気化してしまう気がします。

理想的には、疑問に対して自分なりの結論まで考えるタイプ、と私は考えます。得られた自分なりの結論が正しいか、何かしらの方法で調べることまでできればさらに良いとは思います。

しかし、飛行機のはなしのように技術的に結論の出ていること、正解があることであればそれもできるのでしょうが、世の中には結論の出ないこと、正解のないことが大半であるようにも思います。技術系の話でなく世間一般のことではその傾向が強いかもしれません。なので自分なりの考え、自分なりの結論を出すことまでが重要で、逆に考えることなく答えを最短で探してしまうことには注意が必要です。探してもどこにも答えがないのですから…。

疑問を持つことと自ら考えること、習慣づけたいと改めて思います。

(ちなみに飛行高度は空気抵抗とエンジンの燃焼効率のトレードオフで、空気の薄い=気圧の低い環境で最も良い経済効率を狙った高さを飛んでいます。空気抵抗は空気の密度に比例するので気圧の下がる高高度の方が空気抵抗は削減できます。また同じ量の燃料を燃焼させるために必要な空気の量は気圧が下がればそれだけ多くの体積量が必要になり、逆に言うと高高度になるとたくさんの燃料を燃焼させにくくなります。ジェットエンジンは空気を圧縮させて使いますが、速度を上げればその分圧縮比率は上げやすく効率は上がりますが、速度を上げ音速を超えるといろんな面で物理的な考え方を特殊にする必要があり、経済的に不効率になってしまいます。なので現代の旅客機は経済性を重要視して設計上音速を超えない(マッハ1未満の)飛行速度とされています。以上、大きな蛇足でした。)


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